みなさんは今日放送された仮面ライダージオウの第9話を見ましたか?
エグゼイドに登場した檀黎斗社長が久しぶりに再登場しましたが、見ていて清々しいほどにイカれていましたねw
私は今回の第9話を見て、「この話は楯の会事件がモデルになっているのかな?」と思いました。
「楯の会事件」は1970年に三島由紀夫という作家が起こした事件です。
三島は陸上自衛隊の駐屯地に突撃し、駐屯地のバルコニーで演説を行いました。
ジオウ第9話の檀黎斗王が演説する場面を見ていると、なんか三島の演説を思い出すんですよね。
三島は駐屯地のバルコニーで渾身の演説をしましたが、地上にいる自衛官たちに「聞こえねえぞ」「引っ込め」などと野次を飛ばされました(ってWikipediaに書いてあった)。
檀黎斗王もお城の天守閣で演説を行いましたが、地上にいる記者に「そんなバカなことが許されると思っているのかーっっっ!!!」と野次を飛ばされています。
なんか似てませんか?(笑)
あと、檀ファウンデーションの制服が、「楯の会」の制服に似ている気がします。
楯の会は三島が結成した民間防衛組織で、楯の会のメンバーは檀ファウンデーションのような制服を着るんですよ。
王様になりたいソウゴは檀黎斗王室直属の「騎士団長」になりましたが、楯の会には早稲田大学の森田必勝(左上の写真の髪の短い青年)などの若者たちが「隊員」として入隊したんですな。
ジオウ第9話のラスト付近では自衛隊の出動がほのめかされ、自衛隊が絡んでくることでますます事態が楯の会事件っぽくなってきたなと思いますw
第9話の脚本を書いた毛利亘宏さんは、楯の会事件をモデルにして今回のシナリオを執筆したのだろうか!?気になりますね。
なんだか三島由紀夫を微妙にdisっているような書き方になってしまいましたが、私は三島由紀夫は好きです。
『午後の曳航』と『奔馬』が特に好きで、中学生のころから何回も読み返していますね。