かるあ学習帳

…ゲームと学問への考察を深めたい…

2017年と2018年の私の人生を振り返ってみる。

早いもので、2018年ももう終わろうとしている。

今年の私の人生に対して何か一言言うとしたら、
 
仕事が見つかってよかった
 
この一言に尽きる。
 

激動の2017年と2018年

 
2017年と2018年は、私にとって激動の日々であった。
 
私が2017年6月まで働いていた職場は、とても過酷な職場だった。
頼りにしていた先輩の正社員が末期ガンになって仕事を辞め、仕事の責任の重さに耐えかねたアルバイトの大学生たちも次々に退職し、職場に残された私たちは地獄のような苦しみを味わうことになった。
職場では素早い判断力や好感の持てる接客力、複雑なレジ操作や膨大な在庫の管理など、まさに何でも屋と言ってよいほど幅広く高度なスキルが要求された。私は職場の要求にうまく応えることができなかった。長年勤めているアルバイトの主婦たちにさんざん小言を言われたし、顧客たちもやたら怖い人が多くてうまく接することができなかった
私は心身を病み、2017年5月に精神科医から統合失調症だと判断された。こんな状態で仕事を続けられるわけがないと思った私は、6月に仕事を辞めた。今の仕事は過酷だが、他の仕事はもっと楽だろう。今の仕事はすぐに見つかったから、他の仕事もきっとすぐに見つかるだろう。そんな考えで私はすっぱりと仕事を辞めることにした。しかし、その考えが甘い考えであったことに私は後から気付くのだった…。
 
教訓1:仕事はそう簡単に辞めないほうがいい
 
私は近所の某薬局で面接を受けたが、不採用だった。ハローワークに頻繁に足を運んだ。しかし、ハローワークが紹介する仕事は医療や介護などに関する専門的なスキルが要る仕事だったり、職場があまりにも遠方にある仕事だったりして、なかなか良い仕事が見つからなかった。ハローワークに3つくらいかろうじてマシな仕事を紹介してもらったが、ぜんぶ面接で落ちた。
某人材派遣会社に登録したこともあった。人材派遣会社が私に紹介する仕事も、法外に高度なスキルを要求する仕事ばかりだった。こんな仕事派遣社員がする仕事じゃねえよ、超エリート級の正社員のする仕事だろと突っ込みたくなるような仕事ばかりだった派遣社員に超エリート級の正社員並みの仕事をさせ、出た高い利益の一部を吸い上げる派遣会社の陰謀が見え透いていた。他にもいくつもの仕事に面接で落ちた。
 
教訓2:ハローワークや人材派遣会社はアテにならない
 
私は2017年12月に、某飲食店に採用された。しかし、仕事の初日に手を大ヤケドし、手の治療に専念することになった。結局、某飲食店の仕事は1日で辞めることになった。不器用で料理が下手なことが災いした結果だった。
 
教訓3:料理ができると仕事の幅が広がる
 
2018年になっても、私は仕事の面接に落ち続けた。
私の人生に転機が訪れた(ように見えた)のは、2018年の冬のことである。私はとある接客業をすることになった。とても複雑な仕事で、毎日講習を受けた。しかし、私は何日経っても仕事を身に付けることができなかった。「笑顔」をモットーにする職場だった。私は幼少のころから愛想のいい人間ではない。私が笑顔を見せないことを、職場の課長はとてもとてもとてもとてもとても不快に思っていた。「笑顔」をモットーにする職場で笑顔を作れない私は課長に嫌われ、仕事も覚えられなかったので職場から孤立した。居心地の悪さに耐えられなかった私は、3か月で仕事を辞めた。
 
教訓4:愛想がない人間は仕事の幅が狭まる
 
私は2017年と2018年で10社ぐらいの会社を落ちたり辞めたりした。私は毎日自殺を考えた。県外に引っ越してデジタルハリウッドに通い、ウェブデザイナーを目指そうと考えたこともあったな(笑)。
私はある日、去年面接で落ちた会社がまた新人を募集していることを知った。私の母は、
「前に落ちた会社をまた受けても落とされるに決まっとるやろ」
と言った。
しかし私は、その会社の面接をまた受けることにした。結果は、採用だった。こうして私は今の職場になんとか定着することになる。今の職場は仕事がそこそこ楽だし、わりと自分に合っていると思う。仕事があることはとてもありがたいことだと一連の経験から身に染みてわかったので、今の仕事を大切にしていきたいと思っている。
 
教訓5:前に落ちた会社でも、再アタックしてみる価値はある
 

反省

 
こうして社会に出てみると、自分の学生時代に対して反省を加えたくなる。私は学生時代に就職に役立つスキルを身に付けてこなかったので、就職にとても苦労することになった。エンジニアやプログラマーなどになれるスキルを学校で身に付けた人達がとてもうらやましい。学生のころから就職に役立つスキルを貪欲に取得することが大切だ。
 
私は愛想がないので商売に向いていないし、先述の通り某接客業で孤立してしまった。今学生で愛想がない人達は、危機感を持つべきだ。そこら辺の求人で募集される仕事は接客業が多く、愛想を要求されることが多い。愛想がない学生たちは、愛想がなくてもうまくやっていける職業に就けるよう努力するべきである。そうしないと、私のように苦労することになる。
 
そして、今仕事を辞めようと思っている人達は、決断を早まらないほうがいい。一旦仕事を辞めたあとで新しい仕事に就こうとすると、とても苦労を強いられる。どうしようもなく辛い仕事なら辞めてもいいかもしれないが、多少甘えがあるなら仕事を続けるべきだ。そうしないと、私のように路頭に迷うことになる。

【哲学】人間の意志は理性的であると同時に感性的である。

f:id:amaikahlua:20181126135057j:plain

『知覚・言語・存在 メルロ=ポンティ哲学との対話』
円谷裕二
九州大学出版会
2014年発行
 
この本はフランスの哲学者メルロ=ポンティの思想を解説する学術書です。非常に難解な本で、第一章から第十一章までの内容は私にはほとんど理解できませんでした。ですが第十四章「倫理の存在論的可能性ーカント倫理学現象学的解釈の試み」は非常に読みやすく、しかも面白いと思いました。この章ではメルロ=ポンティの思想は出だしで取り上げられるだけで、あとはほとんどカント倫理学の解説です。カント倫理学における人間の意志と「理性の事実」の身分がよくわかる内容だったので、皆さんに紹介させていただきます。

要約

第十四章「倫理の存在論的可能性ーカント倫理学現象学的解釈の試み」の内容を要約すると、以下の通りです。
 

はじめに

 
メルロ=ポンティは、人間を理性的であると同時に感性的である存在者だとみなしています。感性界と叡智界の二世界説を提唱したカントのような伝統的な哲学を、メルロ=ポンティは厳しく批判します。著者の円谷氏は、感性界と叡智界を架橋するのに苦労したカントの二世界説を再構築しようと試みます。
 
第一節 カント倫理学における問題の所在
 
「人間の選択意志から生じるすべてのこと(例えば疑いもなく、意図的になされたすべての犯罪行為)は、自由な原因性を根拠にしている」(p.369)。
 
カントは、「道徳法則に従う行為(道徳的な行為)」における意志の自由だけでなく、「道徳法則に反する行為(不道徳な行為や普遍化不可能な行為)」にも意志の自由を認めていました。意志が叡智界に規定されていようが、感性界に規定されていようが、意志には自由が認められているのです。
 
第二節 感性的存在としての意志
 
「人間的選択意志は、衝動によって触発されるが、衝動によって規定されはしないような選択意志であり、それゆえ(理性による熟練を積まずに)自分だけでは純粋ではないが、しかしながら純粋意志に基づく行為へと規定されうるのである」(pp.370-371)。
 
人間の選択意志はつねに感性的であることから逃れられず、衝動によって触発されるものだとカントは考えています。しかし人間は、他の動物のように盲目的に衝動に従っているわけではありません。人間は不道徳な行為をするとき、衝動に服従することを自発的に選択しています。本当は不道徳な行為をしないことを選択することもできたのに、不道徳な行為をすることを自発的に選択するのです。カントによれば、人間は道徳的な行為をすることを選択することができるし、不道徳な行為をすることを選択することもできます。人間は自由だから、不道徳な行為をした人間は良心の呵責や後悔の念に苦しめられることになるのです。
 
第三節 悟性界の成員としての意志
 
神聖な意志においては意欲することが道徳法則に完全に一致しますが、人間の意志においては道徳法則が強制的な命令として迫ってきます人間は神ではない有限な理性的存在者であるからこそ、道徳法則を「理性の事実」として意識するのです。
 
第四節 〈あいだの存在〉としての意志
 
人間の意志は動物のように盲目的に衝動に従っているわけでもなければ、神のように道徳法則に完全に一致しているわけでもありません。人間の意志は英知体として叡智界に属すると同時に、感性的存在として感性界にも属しています。カント哲学における人間の意志は、叡智界と感性界の〈あいだにある存在〉です。人間の意志は叡智界と感性界のあいだに存在しつつ、あるときは普遍的な格率を選択し、またあるときは普遍的ではない格率を選択するのです。
 
第五節 理性の事実
 
人間は神ではない有限な理性的存在者であり、人間の意志は感性界と叡智界のあいだに存在しています。だからこそ、道徳法則は人間にとって「理性の事実」なのです。もしも人間が道徳法則に完璧に従える存在者だったら、道徳法則を義務的な強制として意識する必要はないでしょう。人間は不完全な生き物だからこそ道徳法則を「理性の事実」として強く意識するのであり、道徳法則に逆らうこともできるのです。

総括

「道徳法則に規定された意志は叡智界の一員なので、感性界には属していない。また、自然法則に規定された意志は感性界の一員なので、叡智界には属していない」という誤った解釈がカント倫理学に対して広く流布していると円谷氏は仰います。人間の意志はつねに叡智界と感性界の両方に属しています。メルロ=ポンティは人間を理性的であると同時に感性的である存在者だとみなしましたが、カント倫理学における人間の意志も理性的であると同時に感性的であるものなのです。
 
人間は道徳的な行為をすることもあれば不道徳な行為をすることもある、中途半端な生き物です。人間には道徳的な行為をする自由が与えられているし、不道徳な行為をする自由も与えられているとカントは考えていますだから不道徳な行為をした人間は良心の呵責や後悔の念に苦しめられるし、道徳法則を「理性の事実」として強く意識するのです。道徳法則が「理性の事実」として強く認識されるのは、道徳的な行為をしたときよりもむしろ不道徳な行為をしたときです

【特撮】仮面ライダージオウ第9話と「楯の会事件」

みなさんは今日放送された仮面ライダージオウの第9話を見ましたか?

エグゼイドに登場した檀黎斗社長が久しぶりに再登場しましたが、見ていて清々しいほどにイカれていましたねw

 

私は今回の第9話を見て、「この話は楯の会事件がモデルになっているのかな?」と思いました。

楯の会事件」は1970年に三島由紀夫という作家が起こした事件です。

三島は陸上自衛隊の駐屯地に突撃し、駐屯地のバルコニーで演説を行いました。

ジオウ第9話の檀黎斗王が演説する場面を見ていると、なんか三島の演説を思い出すんですよね。

f:id:amaikahlua:20181028190152j:plainf:id:amaikahlua:20181028190453j:plain

三島は駐屯地のバルコニーで渾身の演説をしましたが、地上にいる自衛官たちに「聞こえねえぞ」「引っ込め」などと野次を飛ばされました(ってWikipediaに書いてあった)。

檀黎斗王もお城の天守閣で演説を行いましたが、地上にいる記者に「そんなバカなことが許されると思っているのかーっっっ!!!」と野次を飛ばされています。

なんか似てませんか?(笑)

 

f:id:amaikahlua:20181028192128j:plain

f:id:amaikahlua:20181028192149j:plain

あと、檀ファウンデーションの制服が、「楯の会」の制服に似ている気がします。

楯の会は三島が結成した民間防衛組織で、楯の会のメンバーは檀ファウンデーションのような制服を着るんですよ。

王様になりたいソウゴは檀黎斗王室直属の「騎士団長」になりましたが、楯の会には早稲田大学の森田必勝(左上の写真の髪の短い青年)などの若者たちが「隊員」として入隊したんですな。

 

ジオウ第9話のラスト付近では自衛隊の出動がほのめかされ、自衛隊が絡んでくることでますます事態が楯の会事件っぽくなってきたなと思いますw

第9話の脚本を書いた毛利亘宏さんは、楯の会事件をモデルにして今回のシナリオを執筆したのだろうか!?気になりますね。

 

なんだか三島由紀夫を微妙にdisっているような書き方になってしまいましたが、私は三島由紀夫は好きです。

『午後の曳航』と『奔馬』が特に好きで、中学生のころから何回も読み返していますね。

【ポケモンSM・USUM】アローラが受け入れた「自分たちとは異なるもの」

f:id:amaikahlua:20181007202555p:plain

異世界の存在の登場

ポケモンサンムーン・ウルトラサンムーン(以下SM・USUM)は、今までのポケモンシリーズにはない斬新な要素がたくさんあるソフトです。例えば、ひでんマシンが廃止されてポケモンライドが導入されたり、ジムリーダーが廃止されてしまキング・しまクイーンが登場したりと、従来のポケモンシリーズの伝統を刷新するような要素がたくさん盛り込まれているのがSM・USUMの特色だといってよいでしょう。

 
SM・USUMの新要素の中で私にとって特に革新的だったのは、ウルトラビーストの存在です。ウルトラビースト異世界からやってきた特殊なポケモンで、普通のポケモンとは明らかに異なった得体の知れない外見をしています。異世界であるウルトラスペースへの通路が開かれたり、ウルトラビーストが人間に寄生したりする場面は、従来のポケモンの世界観を覆すような衝撃的な場面でした。SM・USUMでは、異世界の存在を描写する野心的な試みがなされていると思います。

ティラノサウルスという「異物」

異世界の存在が現れるポケモンSM・USUMのシナリオを読んでいると、「ポケモン映画幻の第3作」のお話を私は思い出します。ポケモン映画の第3作目として公開されたのは『結晶塔の帝王 ENTEI』ですが、その前にボツになった「幻の第3作」のシナリオがありました。「幻の第3作」のあらすじがWikipediaに載っていたので、そのまま掲載します。
 
物語は、人間とポケモン以外の動物がいないはずのアニメポケモンの世界でティラノサウルスの化石が発見されるという事件から始まる。この発見にポケモン学会は大騒ぎになり、やがて学者達は自分達の住む世界に何か秘密があるのではと疑問を抱き始める。しかし例のティラノサウルスの化石に意思が宿り、動き始め暴走してしまう。サトシ達やロケット団世界中の人間やポケモン達がティラノサウルスを食い止めようとする。ラストでティラノサウルスはとある場所で動かなくなり、人々は「一体あれはなんだったのか」「自分達の住む世界は、一体どんな世界なんだろう」と視聴者に疑問を投げかける形で幕を閉じる。
(Wikipediaより)
 
このシナリオがボツになって代わりに「結晶塔の帝王 ENTEI」が公開されるわけですが、このボツになった「幻の第3作」のシナリオはとても興味深いものだと思います。このシナリオでは、人間とポケモン以外の動物が存在しないポケモンの世界における「異物」として、ティラノサウルスが登場します。ティラノサウルスという「異物」は暴走して世界中の人間やポケモンの平和を脅かすだけでなく、アニメポケモンの世界の人々に自分達の住む世界のあり方に対する疑問を突きつける存在でもあります。「幻の第3作」に登場するティラノサウルスは、ポケモンの世界を脅かす「異物」という点で、ウルトラビーストに近い立場にあると私は考えています。
 
この「幻の第3作」がボツになった根本的な理由として、
ポケモンの世界の了見の狭さが原因でシナリオが破綻してしまったこと
が挙げられると思います。
 
少しきつい言い方になりますが、ポケモンの世界はティラノサウルスのような「異物」に対しては非常に了見の狭い世界なのです。人間とポケモンの集合に含まれないティラノサウルスという「異物」がひとたび現れたら世界中が大混乱になり、世界自体の基盤が揺るがされてしまうくらい、ポケモンの世界は「異物」に弱いのです。「幻の第3作」ではポケモンの世界が「異物」に対処しきれずシナリオ自体が破綻してしまったため、「幻の第3作」はボツになったのだと考えられます。この「異物」という弱点は、「幻の第3作」がお蔵入りになるとともにうやむやにされ続けていたと思います。

迎え入れられた「自分たちとは異なるもの」

ポケモンSM・USUMは、ポケモンの世界が長らく苦手にし続けてきた「異物」に正面から立ち向かい、「異物」を迎え入れることに成功した作品だと思います。SM・USUMのシナリオでは、既存のポケモンとは異なる「異物」であるウルトラビースト異世界であるウルトラスペースの様子が真っ向から描かれています。
 
SM・USUMの主人公がウルトラビーストという「異物」を排除するのではなく捕獲することに成功したことは、賞賛に値することだと思います。ポケモンSMのクリア後のイベントである「ハンサムイベント」では、アローラ各地に現れたウルトラビーストの捕獲が行われます。従来のポケモンの世界にとって異質な存在であるウルトラビーストを捕獲し、ポケモン図鑑に登録するという行為がアローラの世界で達成されたことは、注目に値します。
 
アローラ地方ウルトラビーストのような「異物」のみならず、「異文化」とも共存する地方だと思います。カントージョウトを旅したことのあるトレーナーが中心になって作ったカンタイシティ、カントーのジムを模して作られたジムオブカントージョウトから来た人たちが作ったマリエていえん…など、他の地方の文化を排除せずに柔軟に迎え入れる風土がアローラでは形成されています。SM・USUMの主人公はカントーからアローラに引っ越してきたよそ者ですが、排除されずに歓迎されています。
 
アローラ地方では、「異物」や「異文化」が排除されることなくおおらかに受け入れられています。もしもアローラ地方ティラノサウルスが現れたとしても世界は破綻せず、ティラノサウルスは「ウルトラビーストのように特殊な生物の一種」として対処されるのではないでしょうか。ポケモンSM・USUMは「自分たちとは異なるもの」を積極的に受け入れ、ポケモンの世界の了見を広げることに成功した作品だと思います。

まとめ

ポケモンSM・USUMでは、ウルトラビーストという異世界の存在が新たに登場しました。「異物」を長らく苦手にし続けてきたポケモンの世界にとって、ウルトラビーストの登場は革新的なことでした。SM・USUMは、ポケモンの世界の了見を広げた作品として評価できると思います。最近ライトノベルやアニメでは異世界を舞台にした作品が多く見受けられますが、ポケモンの世界も異世界の存在を受け入れつつあるようです。

【ポケモンUSUM】バトルツリーダブルで50連勝して思ったこと。

f:id:amaikahlua:20180910102607j:plain

私はポケモンUSUMのバトルツリーで、シングルバトルに続いてダブルバトルでも50連勝しました。

あくまでも私の主観的な感想ですが、バトルツリーはシングルよりもダブルのほうが簡単に勝てると思いました。
あと、ダブルはシングルよりも短期決戦になりやすく、試合がすぐに終わると思いました。
ダブルはシングルよりも難しそうだし試合が長引きそう…という先入観を持っていた私ですが、実際にバトルしてみたらその先入観は180度変わりましたね(あくまでもレートバトルではなくバトルツリーの話ですが)。
シングルよりもダブルの方が効率よくBPを稼げると思うので、おすすめです。

私の50連勝パーティ

↓私は以下のポケモン4匹で50連勝しました。

f:id:amaikahlua:20180408141620g:plainf:id:amaikahlua:20180910103528g:plainf:id:amaikahlua:20180910103733g:plainf:id:amaikahlua:20180805174007g:plain

初手ではカプ・コケコとクレセリアを投げました。
 
私のダブル50連勝パーティの基本的な戦略は、いたってシンプルなものです。エレキフィールドといのちのたまで強化されたコケコの10まんボルト、ノーマルZで強化されたカミツルギギガインパクトひでりで強化されたメガリザYのかえんほうしゃを、クレセリアのてだすけでさらに強化して撃つというものです。長らく居座られると面倒なことになりそうなポケモンを優先して高火力で仕留めるのが、このパーティを使うコツです。
このパーティの弱点は、トリックルームにとても弱いことです。クレセリア以外のポケモンはみんな高速アタッカーなので、すばやさを逆転されたら手も足も出なくて負けます。おそらくこのパーティでレートに潜ったらトリルパにボコられてすぐ負けるだろうなと思います(苦笑)。
 
まず、カプ・コケコについて。

f:id:amaikahlua:20180910104436g:plain

特性…エレキメイカ
性格…おくびょう(すばやさこうげき)
持ち物…いのちのたま
努力値…CS252 残りH
技…10まんボルト/マジカルシャイン/めざめるパワー氷/とんぼがえり
私はカプ・コケコの10まんボルトを、エレキフィールドといのちのたまとクレセリアのてだすけで超強化してぶっぱなしました。超強化された10まんボルトの威力はすさまじく、多くのポケモンを一発で倒せました。
あと、ダブルのコケコのマジカルシャインは超強い!と思いました。マジカルシャインはシングルだと威力が控えめで地味な技という感じがしますが、ダブルだと味方を含まない相手全体攻撃になるので強力です。いのちのたまとクレセリアのてだすけで強化されたマジカルシャインを相手全体にぶちかますのは爽快でした。
 
続いて、クレセリアについて。

f:id:amaikahlua:20180910153753p:plain

特性…ふゆう
性格…ずぶとい(ぼうぎょこうげき)
努力値…HB252 残りD
技…サイコキネシス/こごえるかぜ/てだすけ/つきのひかり
ダブルのクレセリアは超頼もしいポケモンだなと思いましたクレセリアはシングルだと攻撃力の低さが災いして積みの起点にされたり、天敵であるミミッキュにボコられたりしていまいち活躍できないポケモンだと私は思っていますが、ダブルのクレセは一味違います。
味方を含まない相手全体攻撃であるこごえるかぜを撃って相手全体の素早さを下げたり、てだすけで味方の攻撃を強化したりと、ダブルのクレセリアは素晴らしいサポート役をこなします。クレセリアは耐久に優れたポケモンなので、いろんな方向から技が飛んでくるダブルでも堂々と居座れました。
ただ、クレセリアエレキフィールドの相性があまりよくないのは残念だと思いました。クレセリアはふゆうで浮いているポケモンなので、コケコでエレキフィールドを張っても眠ってしまうのです。
 
3匹目、カミツルギについて。

f:id:amaikahlua:20180910105754g:plain

特性…ビーストブースト
性格…ようき(すばやさとくこう)
持ち物…ノーマルZ
努力値…AS252 残りH
カミツルギはダブルで強いという噂を聞いたので採用しました。このカミツルギギガインパクトを覚えさせ、ノーマルZを持たせたのは…バーチャルYoutuberの夢咲楓さんのアイディアをパクりました(苦笑)。ノーマルZで威力UP&必中になり、クレセリアのてだすけで超強化されたギガインパクトの火力はものすごかったです。
カミツルギの特性であるビーストブーストは、ダブルだと発動する機会によく恵まれました。カミツルギは持ち前の高いすばやさでいろいろなポケモンを上から仕留めることができ、こうげきを上げる機会に恵まれています。後述するようにダブルでは積み技を積んでいる暇がないので積み技を使わなくても自動的にこうげきを上げられるビーストブーストは重宝しました。カミツルギはぼうぎょの種族値ナットレイと同じく131もあるので、いろんな方向から飛んでくる物理攻撃に強いところも頼りになるなと思いましたね。
 
4匹目、メガリザードンYについて。

f:id:amaikahlua:20180910110805p:plain

特性…もうか→ひでり
性格…おくびょう(すばやさこうげき)
持ち物…リザードナイトY
努力値…CS252 残りH
ダブルのメガリザは9割以上がYだそうですが、その理由としてメガリザYの天候書き換え能力が挙げられると思います。天候を雨や霰などに変えてくるポケモンはレートバトルだけでなくバトルツリーにもよく現れますが、ガリザYがいれば特性ひでりで天候を奪取できます。以前ワラミキ様の「ラグペリナット構築」を使わせていただいた時も感じましたが、ガリザYは相手に有利な天候を上書きできるところが本当に強いと思いましたね。ひでりで威力があがったかえんほうしゃクレセリアのてだすけでさらに強化したら、すごい火力になりました。
クレセリアだけでなくメガリザYもエレキフィールドとの相性があまりよくないのは残念だと思いました。ガリザYはひこうタイプだからフィールドの恩恵を受けられないし、弱点であるでんきタイプの技の威力が上がるのはミスマッチだなと思いました。

ダブルバトルをして気づいたこと

私はバトルツリーダブルで50連勝して、以下の3つのことに気づきました。
 
1.積み技を積んでいる暇がない
2.ミミッキュがシングルの時ほど強くない
3.受けループが機能しにくい
 
まずは1つ目、
「積み技を積んでいる暇がない」
 
ダブルではシングルと違っていろいろな方向から攻撃が飛んでくるので、りゅうのまいつるぎのまいなどの積み技を悠長に積んでいる暇がありません。ダブルではいかりのこなやこのゆびとまれを使って相手の気を引いている隙に積み技を積むコンボが有名ですが、こうした補助技を使わないと積めないくらい積む暇がなかなか見つからないです。
 
2つ目は、
ミミッキュがシングルの時ほど強くない」
 

f:id:amaikahlua:20180910111750g:plain

ミミッキュはシングルでは超強いポケモンで、PGLのシングルレート使用率ランキングで常にトップを維持しています。ですが、ミミッキュはダブルの時はシングルの時ほど強くありません。ダブルバトルではいろいろな方向から攻撃が飛んでくるので、ミミッキュのばけのかわはすぐに剥がれます。ダブルバトルでは積み技を積んでいる暇があまりないので、悠長につるぎのまいを積むこともままならない。ばけのかわで行動保証されているうちにつるぎのまいを積む、というミミッキュお得意の戦略がダブルではなかなか通せないことを実感しました。
 
3つ目は、
「受けループが機能しにくい」
 
ダブルではいろいろな方向から多種多様な攻撃が飛んでくるので、相手の攻撃を完璧に受けきることがとても難しいです。じこさいせいやはねやすめなどでHPを半分回復しても、回復が追いつかない場合が多い。相手の攻撃を完璧に受けつつ、相手の行動を読んで自分のポケモンを交代させる受けループが、ダブルではなかなか成立しません。ダブルでは受けループが成立しにくいので、短期決戦になりやすいと思いました。
 
ダブルは鬱陶しいミミッキュや受けループが機能しにくい環境なので、そういう点では心地よい世界だと思いました。ミミッキュや受けループがウザくてかなわん!という方はダブルに挑戦してみてはいかがでしょうか。
 
あと、私は以前の日記でバトルツリーで50連勝するためには
 
1.選出した3匹のポケモン(注:ダブルでは4匹)は安易に切らずに大切に温存する
2.催眠対策をする
3.命中率90%以下の技はなるべく採用しない
 
ことが大切だと申し上げましたが、このことはシングルだけでなくダブルにも当てはまると思いました。以前の日記もよければ参考にしてみてください。こちらはシングルの攻略記事でございます↓

【ポケモンUSUM】ドクZゲッコウガの育成論

f:id:amaikahlua:20180821135251g:plain

最近ポケモンにハマっているので(笑)、今回もポケモンUSUMの考察記事です!
ドクZゲッコウガを育成してみたらけっこう強かったので、今回はドクZゲッコウガの育成論をみなさんにお伝えします。

ドクZゲッコウガの採用理由

私はドクZゲッコウガ(NN:くのいち)を以下の型で使用しています。

f:id:amaikahlua:20180821140015j:plain

f:id:amaikahlua:20180821140124j:plain

性格…むじゃき(すばやさとくぼう)
持ち物…ドクZ
努力値…A30 C228 S252
実数値…147-119-87-152-81-191
技…ダストシュート/れいとうビーム/あくのはどう/みずしゅりけん

f:id:amaikahlua:20180821140727j:plain

PGLの統計を見た限り、ミズZやクサZを持ったゲッコウガは現在のレート環境にそれなりにいるようですが、ドクZを持ったゲッコウガはほぼいないといってよいようです。ですが私はドクZゲッコウガを愛用しています。
 
ドクZゲッコウガのメリットは、
ダストシュートを威力UP&必中で撃てること
です。
 
本来ダストシュートの命中率は80%で、たまに外れます。ダストシュートは威力が120ある強力な技ですが、命中不安なので、ここ一番で外れることがたまにあります。命中率が不安なダストシュートをドクZで必中にし、環境にはびこるフェアリータイプのポケモンを確実に倒していこうと思い、私はドクZゲッコウガを育成することにしました。

ドクZ、ダストシュートのダメージ計算

この型のゲッコウガのドクZは、環境で幅を利かせるフェアリーを確実に仕留めます。カプ・コケコやスカーフテテフよりも素早さが遅いのは残念ですが…。(ドクZゲッコウガがコケコやスカーフテテフよりも早かったら、もっと流行してると思う)耐久に優れたカプ・ヒレに対してかなり有利に戦えるのは、ドクZゲッコウガの強みではないでしょうか?
 
H252カプ・レヒレ:106.2%~126.5%
HB252ずぶといカプ・レヒレ:79~94.9%
H252カプ・テテフ:152.5~179.6%
HB252わんぱくカプ・ブルル:158.1~189.8%
H252カプ・コケコ:136.7~162.7%
 
コケコやスカーフテテフには交代読みで撃とう(笑)
 
H252マリルリ:122.7~145.8%
H252アシレーヌ:144.3~171.1%
H252トゲキッス:115.6~137.5%
 
H252ジャローダ:121.9~145%
H4ミミッキュ:96.9~115.2(乱数81.3%)
H4ウルガモス:93.7~110.5%(乱数62.5%)
H4ゲッコウガ:99.3~117.5%(乱数93.8%)
 
毒技が抜群じゃないミミッキュウルガモスを相手の調整次第では一発で倒せるのは何気に強みですね。ゲッコウガミラーになってもドクZがあれば優位に立てます。
 
参考のため、ドクZを使わずに普通にダストシュートを撃った場合のダメージ計算も載せておきます。
 
・ダストシュート
H252カプ・レヒレ:67.7~81.3%(確定2発)
HB252ずぶといカプ・レヒレ:50.8~61%(確定2発)
H252カプ・テテフ:96~115.2%(乱数75%)
H4カプ・テテフ:116.4~139.7%
HB252わんぱくカプ・ブルル:101.6~122%
H252カプ・コケコ85.8~102.8%(乱数12.5%)
H4カプ・コケコ:104.1~124.6%
 
H252マリルリ:78.2~92.7%(確定2発)
H252アシレーヌ:90.9~109%(乱数50%)
H252アローラキュウコン:94.4~113.3%(乱数75%)
H252トゲキッス:72.9~87.5%(確定2発)
 
H252ジャローダ:76.9~92.3%(確定2発)
 
ご覧の通り、普通のダストシュートだと環境にはびこるフェアリーたちを一発で倒せるかどうか微妙なところです。ドクZがなかったら、命中不安のダストシュートを複数回当てないと勝てない戦いを強いられることがしばしばあります。計算してわかったことなのですが、ゲッコウガにダストシュート覚えさせたからフェアリーはもう安心♪とまではいかないのが現状なんですね。そこでドクZの出番というわけです。

残りの技のダメージ計算

H4ガブリアス:163~191.3%
HD252メガボーマンダ:108.9~130.6%
HD252しんちょうグライオン:125.2~147.2%
H4アーゴヨン:112.7~132.8%
H252チョッキ霊獣ランドロス:106.1~128.5%
H4霊獣ボルトロス:100.6~120%
 
H4霊獣ボルトロスをギリギリ確定1発で倒せるところまでCに振りました。ドクZだけじゃなくてれいとうビームもすごく強力ですね。
 
H252ギルガルド(シールドフォルム):50.2~58.6%
H252メガゲンガー:71.8~86.2%
 
あくのはどうの威力はわりと控えめです。ひるませることができたらメガメタグロスギルガルドにも勝てる
 
・みずしゅりけん(一発)
H4バシャーモ:20.5~24.3%
一舞H4ウルガモス:8.6~12.4%
H4ドリュウズ:17.2~20.4%
 
みずしゅりけんを運よく5回当てればバシャーモドリュウズにも勝てるかもしれない。
 
Sに252振ったのは最速アーゴヨンを抜くためです。

まとめ

この型のドクZゲッコウガの主な利点は、
・命中不安のダストシュートを威力UP&必中にできること
・現環境に多いフェアリーやドラゴンを確実に倒せること
だと思います。
 
ドクZゲッコウガの主な欠点は、
・コケコやスカーフテテフに勝てないこと
だと思います。
 
うーん、やっぱりドクZゲッコウガよりもタスキゲッコウガやスカーフゲッコウガのほうが強いかなあ(苦笑)。タスキゲッコウガやスカーフゲッコウガだったら、ダストシュート当てればコケコやスカーフテテフに勝てるもんなあ
 
ご意見・ご感想お待ちしております。ダメージ計算に間違いがあったらご連絡いただけると助かります。

【ポケモンUSUM】QRレンタルチーム「ラグペリナット構築」を使ってみた感想。

今回は久しぶりにポケモンUSUMの考察記事です!

私は最近、QRレンタルチーム「ラグペリナット構築」をレンタルしてレートに潜っています。

このパーティはワラミキ様という方が考案なさったパーティで、いわゆる雨パです。

パーティの構成はこんな感じです↓

f:id:amaikahlua:20180805172420j:plain

このパーティのコンセプトは非常に明快です。

まずペリッパーの特性「あめふらし」で天候を雨にし、その後でラグラージに交代。

特性「すいすい」で素早さが2倍になったメガラグラージでひたすら殴りまくる!という戦略です。

攻撃力・耐久・素早さともに高水準なメガラグラージで相手を叩き潰すのは、とても爽快です!

雨パと相性の良いナットレイ、雨の恩恵でかみなりを必中で撃てるカプ・コケコも大活躍です。

今回はそんな「ラグペリナット構築」を使ってみた感想を書いていきます。

ガリザXなのか?Yなのか?それが問題だ!

「ラグペリナット構築」を使ううえで非常に厄介だった一匹のポケモンがいます。

それはガリザードンです!

特に、メガリザードンYに要注意です!

f:id:amaikahlua:20180805174007g:plain

ガリザYは特性「ひでり」でペリッパーが降らせた雨天候を書き換え、天候を晴れにします。

そしてメガリザYはソーラービームを撃ち、ラグラージに効果抜群の4倍ダメージを与えます。

さらにメガリザYはほのおタイプのポケモンなので、ナットレイにも効果抜群の4倍ダメージを与えることができます。

要するにメガリザYは、「ラグペリナット構築」のメインであるペリッパーラグラージナットレイの3匹を壊滅できる恐ろしいポケモンなのです!

ガリザYを倒すためには、メガリザYよりも素早くてでんきタイプの技で抜群を狙えるカプ・コケコを選出するのが有効です。

しかし困ったことに、カプ・コケコはメガリザXに対してあまり強くありません。

ガリザXは、でんきタイプの技のダメージを半減にします。

相手のメガリザがYだと思ってコケコを選出したら、メガリザXに圧倒されたことがたまにありました。

メガバシャーモストーンエッジならメガリザXにもYにも抜群で入りますが、「ラグペリナット構築」のメガバシャの性格はようきであるため、メガリザXを一発で倒すことができません。

メガバシャもメガリザXに対してそこまで強くなかったです。

ガリザXなのかYなのかを読み間違えたらパーティがあっという間に壊滅しかねないとよく言われますが、このことは「ラグペリナット構築」に特に当てはまると思います。

相手のメガリザがXだと思われるときはラグペリを選出すればいいのですが、それだとメガリザYに弱くなってしまう。

相手のメガリザがYだと思われるときはコケコやバシャを選出すればいいのですが、それだとメガリザXに弱くなってしまう。

「ラグペリナット構築」は、相手のメガリザがXなのかYなのかを見極める洞察力が要求されるパーティだと思いました。

ラティオスの出番がねえ!

「ラグペリナット構築」で一番選出率の低いポケモンは、ラティオスでした。

f:id:amaikahlua:20180805180432g:plain

ラティオスは準伝説のポケモンだし、りゅうせいぐんサイコキネシスなどの強力な技を覚えているのでそりゃあもう強いんだろうなあと思っていましたが…びっくりするほど出番がなかった!

現環境にはミミッキュゲッコウガギルガルドアーゴヨンなど、ラティオスに対して強く出られるポケモンが多すぎて、ラティオスを選出する気にはとてもなれませんでした。

相手のスカーフガブリアスげきりんラティオスが一発で倒されたこともあったなあ(苦笑)

ラティオスは現環境で活躍しづらいポケモンだなと思いました。

(作成者のワラミキ様、すみません)

まとめ

私は「ラグペリナット構築」を使って、「メガリザYはラグペリナットに強いなあ」「ラティオスは現環境で不利だなあ」と思いました。

「ラグペリナット構築」は、雨パの使い心地を知るうえでとても参考になるQRレンタルチームでした。

作成者のワラミキ様、素晴らしいレンタルチームをありがとうございました!

この場を借りてお礼申し上げます。