かるあ学習帳

この学習帳は永遠に未完成です

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『キュレムVS聖剣士ケルディオ』批評~ゲーム外の敗者~

ポケモン映画『キュレムVS聖剣士ケルディオ』(以下『ケルディオ』)を観て、私は大きな衝撃を受けました。 『ケルディオ』はポケモン映画15周年記念作品であり、小学館創業90周年記念企画です。ポケモン映画5周年記念作品『水の都の護神』、10周年記念作品…

逆転裁判シリーズの歴史を語る~『蘇る逆転』から『大逆転裁判2』まで~

今回は、逆転裁判シリーズの歴史を私の独断と偏見で語っていきたい。逆転裁判シリーズの魅力を客観的・中立的な語り口で紹介する記事は、既に他の方々が数多く書いている。だから私は逆転裁判シリーズの歴史を、あえて独断と偏見に満ちた語り口で書いてみた…

『レイトン教授VS逆転裁判』の感想とか考察とか

『レイトン教授VS逆転裁判』 (C)LEVEL-5, (C)CAPCOM 2012年11月29日発売 おすすめ度:★★★☆☆(ラストの超展開には無理があり過ぎる。ムリムリムリ) 推理と発想の祭典 『レイトン教授VS逆転裁判』は、レベルファイブとカプコンが共同開発したゲームです。文武…

『論理哲学論考』と『終ノ空』琴美END~有限のなかの無限とはなにか~

本稿では『終ノ空』琴美ENDの結末における「有限のなかの無限」について考察する。恥ずかしながら、私は琴美ENDのラストを十分に理解していない。しかし「有限のなかの無限」については語れる自信があるので、語ることにしよう。 終わりなき日常を生きろ 琴…

ニーチェと『終ノ空』琴美END~無限のなかの有限とはなにか~

1999年版『終ノ空』琴美ENDは、ニーチェ哲学と密接な関係を持っている。今回はニーチェを補助線にして『終ノ空』琴美ENDを解読しよう。キーワードは「プラトニズムの逆転」「パースペクティビズム」「永遠回帰」「運命愛」である。 プラトニズムの逆転とパー…