かるあ学習帳

この学習帳は永遠に未完成です

特撮

加速主義SFとしての『劇場版仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』

最初に言っておく。『劇場版仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』(以下、劇場版カブト)は、人類には早すぎた加速主義SF映画だと私は思っている。劇場版カブトでは、TV版と同様に、仮面ライダーが加速装置「クロックアップシステム」を用いた戦闘を行う。さ…

『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』が描いた「地上波では放送できない純愛」の構造

『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』は『仮面ライダー龍騎』の後日談で、『龍騎』本編から17年後の2019年での殺し合いを描いた作品である。この『RIDER TIME 龍騎』は地上波では放送されず、ビデオパスでネット配信された。脚本を担当した井上敏樹さんは「地上…

『仮面ライダーセイバー』最終章考察~物語の結末は、視聴者も決める!~

『仮面ライダーセイバー』は特撮ヲタクの間で評判が悪い作品だけど、最終章がとても面白かった。この最終章は、私が観てきた仮面ライダーシリーズの最終回の中で5本の指に入る名作だと思っている。ちなみに私は『シン・エヴァンゲリオン』と『SSSS.DYNAZENON…

『仮面ライダーセイバー』第46章が語る芸術作品の根源

『仮面ライダーセイバー』(以下『セイバー』)は、特撮ヲタクの間で非常に評判が悪い作品である。この作品には10人以上の仮面ライダーが登場するのだが、明らかに無駄なライダーが多い。しかも現代・15年前・2000年前の出来事が複雑に絡み合う脚本が不親切…

『仮面ライダーゼロワン』第1話と『言葉の魂の哲学』~言語と体験について~

今回は古田徹也著『言葉の魂の哲学』を参照しながら、『仮面ライダーゼロワン』第1話を考察します。『仮面ライダーゼロワン』第1話を、「言語」と「体験」という観点から語ってみようと思います。 『仮面ライダーゼロワン』第1話では、売れないお笑い芸人の…

『劇場版仮面ライダージオウ Over Quartzer』感想~美意識がもたらす暴力について~

今回は、『劇場版仮面ライダージオウ Over Quartzer』(以下『OQ』)を観た感想を書きます。 『劇場版仮面ライダージオウ Over Quartzer』 監督:田﨑竜太 脚本:下山健人 (C)2019劇場版「ジオウ・リュウソウジャー」製作委員会 2019年7月26日公開 おすすめ…

『仮面ライダーゼロワン』批評~人間の責任を考える~

9月から、令和初の仮面ライダー『仮面ライダーゼロワン』の放送が始まりました。『ゼロワン』では、祖父の遺言を受け22歳の若さで社長になった主人公・飛電或人たちと、テロ組織「滅亡迅雷.net」の戦いが(主に)描かれます。或人は仮面ライダーゼロワンに変…

『劇場版仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』批評~水と油の向こう側~

今回は、『劇場版仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』(以下『トゥルー・エンディング』)を批評します。この映画は文字通り、TV版『仮面ライダーエグゼイド』最終話の後日談としての「真の結末」を描いた作品です。 『劇場版仮面ライダーエグ…

『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』考察feat.マルクス・ガブリエル、三島由紀夫

今回は、昨年末に上映された映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』(以下『平ジェネFOREVER』)を考察します。それと関連付けて、マルクス・ガブリエルの哲学や三島由紀夫の文学なども再考してみようと思います。 『仮面ライダー平成ジェネレー…

【特撮】仮面ライダー電王の研究 #1~16話

私は東映特撮YouTube Officialで、仮面ライダー電王を毎週タダで観ています。電王は深く考えなくても普通に楽しめる作品ですが、特異点やタイムパラドックスなどの設定を理解するのが極めて難しいと思います。 そこで私は、作中で言及された設定を整理しなが…

【特撮】仮面ライダージオウ第9話と「楯の会事件」

みなさんは今日放送された仮面ライダージオウの第9話を見ましたか? エグゼイドに登場した檀黎斗社長が久しぶりに再登場しましたが、見ていて清々しいほどにイカれていましたねw 私は今回の第9話を見て、「この話は楯の会事件がモデルになっているのかな?」…