いきなり私事で恐縮ですが、
・私立さくらんぼ小学校作品の考察
私がこのブログに初めて書いた美少女ゲームの考察は、『 少女と世界とお菓子の剣~Route of ICHIGO 1~』の考察でした。なぜこの作品を選んだかというと、 この作品は私がプレイしてきた美少女ゲームの中で一番面白かった 作品だから。本当に好きな作品だったので、 心を込めて考察を書きました。書いてみた結果、『 少女と世界とお菓子の剣』 をはじめとする私立さくらんぼ小学校作品の総論みたいな内容に仕 上がりました。
この私立さくらんぼ小学校論の反響は当初、 ほとんどありませんでした。ブログを始めて日が浅かったこと、 はてなブログの「グループ」に全く加入していなかったこと、 考察した私立さくらんぼ小学校作品の知名度が正直あまり高くなか ったこと…などが原因だったのでしょうか。ともかく、 こんなに頑張って書いたのに、こんなに反響が無いもんなんだな… と、当時は落胆した記憶があります。
ところが、考察を書いて半年以上経ってから、
・『青い空のカミュ』の考察
『青い空のカミュ』の考察を書いていたころの私は、
『青い空のカミュ』の考察は、原画・ シナリオを担当した〆鯖コハダさんに読んで頂きました。 苦魔鬼さんといい、コハダさんといい、 作者様に直接考察を読んで頂いているので、 私の記事は作者様に愛されて(?)いるなあ… と嬉しく思っています。
ただ、『青い空のカミュ』の考察は、書いている間中、 辛いことが多かったですね。『青い空のカミュ』 のソフトが発売された後になると、 他人が書いた高レベルな考察が続々ネットに投稿されて、 他人の考察に変な話「負けない」記事を書こうと必死でした。 他にも、ここに書きたくないような苦しみが本当に多かった。『 青い空のカミュ』の考察を書くのが辛すぎたので、『 青い空のカミュ』の考察が完成した後、 美少女ゲームの考察をブログに書かない日々が長らく続きました。
・『沙耶の唄』の考察
『沙耶の唄』の考察は、 私が今までこのブログに書いてきた美少女ゲームの考察の中で、 人気も完成度も一番高い考察だと思います。有り難いことに『 沙耶の唄』の考察には、今でも多くのアクセスを頂いています。『 沙耶の唄』は物語が明晰に構築されているので、 考察がとても書きやすかったですね。
・『フロレアール~すきすきだいすき~』の考察
『フロレアール』 は元々アングラな美少女ゲームの中でも特にマイナーな作品ですし 、大昔の作品です。にも関わらず『フロレアール』 の考察は多くの方々に興味を持って頂きましたし、「 考察を読んで作品をプレイしたくなった」 というご感想も複数頂戴しました。嬉しい限りです。 これからもたとえマイナーな作品であろうと、 一昔前の作品であろうと、 良いものは良いものとしてどんどん紹介していきたいですね。
・『SWAN SONG』の考察
『SWAN SONG』の考察は、「 教会ENDの考察を書くのがしんどかった」、この一語に尽きる。 『SWAN SONG』は名作として評価が高い作品で、 検索すると優秀な方々がお書きになった力作の考察が続々出てきま す。既に大勢の先達によって詳細に考察されてきた作品なので、 今更『SWAN SONG』 について目新しい角度で考察するのはとても骨の折れる作業でした 。特に「教会END」 はかなり研究し尽くされた感のある結末なので、 あまり良い考察が書けなかったと思いますorz
既に先達によって踏破された作品の考察を書くのは難しいというこ とを、私は『SWAN SONG』から学びました。 先達のパクリや劣化コピーみたいに思われる考察は書きたくないで すからね。『素晴らしき日々』や『Rewrite』 みたいな作品は、 先達による力作の考察がたくさんあるから今更考察したくないなあ 。『素晴らしき日々』 の考察を書いて欲しいというご意見を頂いたことがありますが、 正直気が進みません。申し訳無いですが。
では、またこんど!!(平沢進風に)