かるあ学習帳

この学習帳は永遠に未完成です

美少女ゲーム考察奮闘記~始動編~

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いきなり私事で恐縮ですが、このブログの記事数が前回でちょうど100記事になりました!そして、『SWAN SONG』の考察も前回で終了することにしました。今回はちょうど良い機会ですから、私が今までに書いてきた美少女ゲームの考察を振り返ってみようかなっと。

 
私がこのブログに初めて書いた美少女ゲームの考察は、『少女と世界とお菓子の剣~Route of ICHIGO 1~』の考察でした。なぜこの作品を選んだかというと、この作品は私がプレイしてきた美少女ゲームの中で一番面白かった作品だから。本当に好きな作品だったので、心を込めて考察を書きました。書いてみた結果、『少女と世界とお菓子の剣』をはじめとする私立さくらんぼ小学校作品の総論みたいな内容に仕上がりました。
 
この私立さくらんぼ小学校論の反響は当初、ほとんどありませんでした。ブログを始めて日が浅かったこと、はてなブログの「グループ」に全く加入していなかったこと、考察した私立さくらんぼ小学校作品の知名度が正直あまり高くなかったこと…などが原因だったのでしょうか。ともかく、こんなに頑張って書いたのに、こんなに反響が無いもんなんだな…と、当時は落胆した記憶があります。

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苦魔鬼轟丸氏の日記より抜粋

ところが、考察を書いて半年以上経ってから、嬉しい出来事が発覚しました。なんと、シナリオライターの苦魔鬼轟丸さんが、私が書いた考察を何度も繰り返しご覧になっていたのです。苦魔鬼さんに去年9月の日記で、私の私立さくらんぼ小学校論を「あまりにも的確で、自分の心を丸裸にされているようだ」と評して頂きました。この私立さくらんぼ小学校論は作者様からお褒めの言葉を頂きましたし、私自身としても「内容には」自信があります。

 
・『青い空のカミュ』の考察

amaikahlua.hatenablog.com

『青い空のカミュ』の考察を書いていたころの私は、このブログを伸ばそうと必死になっていましたね。初見の読者様にもわかりやすいように文字の色や大きさを工夫したり、記事をテーマ別に分けて連載したり、本当に色々なことをやりました。『青い空のカミュには体験版の時点で注目していましたし、発売後にもたくさん記事を投稿したものです。今読み返すと記事の数が随分多いし、記事の内容に稚拙な点があるし、当時の心の乱れがよく表れているw

 

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『青い空のカミュ』の考察は、原画・シナリオを担当した〆鯖コハダさんに読んで頂きました。苦魔鬼さんといい、コハダさんといい、作者様に直接考察を読んで頂いているので、私の記事は作者様に愛されて(?)いるなあ…と嬉しく思っています。
 
ただ、『青い空のカミュ』の考察は、書いている間中、辛いことが多かったですね。『青い空のカミュのソフトが発売された後になると、他人が書いた高レベルな考察が続々ネットに投稿されて、他人の考察に変な話「負けない」記事を書こうと必死でした。他にも、ここに書きたくないような苦しみが本当に多かった。青い空のカミュ』の考察を書くのが辛すぎたので、『青い空のカミュ』の考察が完成した後、美少女ゲームの考察をブログに書かない日々が長らく続きました。
 
・『沙耶の唄』の考察
沙耶の唄』の考察は、私が今までこのブログに書いてきた美少女ゲームの考察の中で、人気も完成度も一番高い考察だと思います。有り難いことに『沙耶の唄』の考察には、今でも多くのアクセスを頂いています。『沙耶の唄』は物語が明晰に構築されているので、考察がとても書きやすかったですね。
 
『青い空のカミュの考察を書いた後はポケモン映画の考察を書いたり、文学や哲学の話をしたり、色々試しました。ですが、私が書いていて一番心が躍るのは美少女ゲームの考察だなあ…と改めて実感しました。
 
・『フロレアール~すきすきだいすき~』の考察
フロレアール』の考察は気に入っていますし、書いていて楽しかったですね。シナリオライター元長柾木さんはインテリなので、考察を進めながらインテリの知恵を分けてもらっている感じが心地よかった。
 
フロレアールは元々アングラな美少女ゲームの中でも特にマイナーな作品ですし、大昔の作品です。にも関わらず『フロレアールの考察は多くの方々に興味を持って頂きましたし、「考察を読んで作品をプレイしたくなった」というご感想も複数頂戴しました。嬉しい限りです。これからもたとえマイナーな作品であろうと、一昔前の作品であろうと、良いものは良いものとしてどんどん紹介していきたいですね。
 
・『SWAN SONG』の考察
SWAN SONG』の考察は、教会ENDの考察を書くのがしんどかった」、この一語に尽きる。SWAN SONG』は名作として評価が高い作品で、検索すると優秀な方々がお書きになった力作の考察が続々出てきます。既に大勢の先達によって詳細に考察されてきた作品なので、今更『SWAN SONGについて目新しい角度で考察するのはとても骨の折れる作業でした特に「教会END」はかなり研究し尽くされた感のある結末なので、あまり良い考察が書けなかったと思いますorz
 
既に先達によって踏破された作品の考察を書くのは難しいということを、私は『SWAN SONG』から学びました。先達のパクリや劣化コピーみたいに思われる考察は書きたくないですからね。『素晴らしき日々』や『Rewriteみたいな作品は、先達による力作の考察がたくさんあるから今更考察したくないなあ。『素晴らしき日々の考察を書いて欲しいというご意見を頂いたことがありますが、正直気が進みません。申し訳無いですが。
 
 
…最後になりますが、美少女ゲームの考察を書くのは、本当にわくわくする作業です。私が書いた美少女ゲームの考察を読んでもいいよという聖者のような方は、読者登録して頂けると泣いて喜びます。
 
では、またこんど!!(平沢進風に)