かるあ学習帳

この学習帳は永遠に未完成です

「仮面ライダー握手会」のトラウマすぎる思い出。

 唐突ですが、今回は5年くらいずっと私のトラウマになっていることについて話します…

私は昔仮面ライダー握手会」で惨劇(笑)を経験し、精神的ダメージを食らいました。

私は5年くらい前に、某美術館で開かれた「仮面ライダーアート展」という展覧会に行きました。
会場では石ノ森章太郎先生の漫画原稿や仮面ライダーの着ぐるみなどが展示されており、そこそこ見どころがありました。

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ついでに、仮面ライダーフォーゼとの握手会」も行われていました。
仮面ライダーフォーゼの着ぐるみ(着ぐるみの中にはおそらくバイトの人かなんかが入っているのでしょう)と握手できるコーナーが設けられていました。
「握手会には年齢制限がないし、展覧会に行ったついでにちょっとした思い出が作れそうだから、俺も仮面ライダーと握手して帰ろっかな~♪」
といった程度の適当な気分で、私も仮面ライダーフォーゼと握手することにしました。
 
握手会の列に並んだ私は、列に並んでいるのが子供や親子連ればっかりであることに気付きました。
今思えば、私はこの時点で機転を利かせて…というか場の空気を読んで、
この握手会には俺のような独身の大人のお友達が参加するべきではない」
と判断し、すぐに引き返すべきだったのです。
ここが私の最大の判断ミスでした。
 
あと、私が
仮面ライダーフォーゼの中の人のサービス精神を期待したこと」
も、判断ミスだったのかもしれません。
いや、だって常識的に考えて握手会ではどんな相手にも笑顔で握手するのが礼儀じゃないですか

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例えばアイドルの握手会には気持ち悪いヲタクや薄汚いオッサンや怖そうなヤンキーが並んだりしますけど、アイドルの皆さんは笑顔で握手するじゃないですか?
私はいま接客業をやっていますが、どんなお客さんが来られても感じのいい接客をするよう心がけていますし、それが社会人として当然の態度でしょう。
しかし、前回の記事で申し上げたように、常識を信用することほど危険なことはありません!
私は仮面ライダーフォーゼ(の中の人)に忌み嫌われたのです…
 
握手する番が回ってきた私は、目の前にいる仮面ライダーフォーゼに右手を差し出しました。
すると仮面ライダーフォーゼは、なんと私のことを嫌がるジェスチャーをしました。
文章力がないので文章で上手く描写できないのですが、言葉を発さない着ぐるみの仮面ライダーフォーゼは、明らかに私のことを嫌がるジェスチャーをしました(大事なことなので二回言いました)。
そして仮面ライダーフォーゼはすごく嫌そうに手を差し出し、汚いものをつまむような感じで私の手をちょっと握っただけですぐ離しました。
仮面ライダーフォーゼは私の手をちょっと握っただけですが、握られたときの感触から仮面ライダーフォーゼの中の人の私に対するものすごい嫌悪感」が私の全身に伝わりました。
私はこのときまでの人生でここまで露骨に相手に嫌がられたことがなかったので、トラウマになるレベルの精神的ダメージを受けました。
あまり他人に嫌われない人生を送ってきたせいで、相手の好意を期待しすぎたなと思いました。
仮面ライダーフォーゼに嫌々握手をされたときの(たぶんお互いにとって)不快な感触は、今でも私の右手にはっきりと残っています。
 
私はXX歳のとき、父親の部屋に侵入して父親が愛読しているエロ漫画を読んだことがあります。
そのエロ漫画は、美女が病院で変態の医者に身体中を触られまくるという内容の漫画でした。
ちなみにそのエロ漫画は絵のクオリティがめっちゃ高かったです)
最後に美女の彼氏が助けに来て、美女は救出されます。
そのとき、美女は彼氏にこう言いました…
「助けて!あの医者に触られたときの感触が身体中に残っているの!!!」
私はこのセリフを読んで、
「HAHAHA☆大げさだなあ!いくら嫌いな男に触られたからといって、感触が身体に残るわけないだろ~♪」
と思ったものです。
しかし、仮面ライダーフォーゼに嫌々握手をされたときの感触が今でも右手から消えないので、トラウマになった接触はいつまでも身体に残るもんなんだな…と思います。
「助けて!仮面ライダーフォーゼに嫌々触られたときの感触が右手に残っているの!!!」
 
結論:トラウマになる可能性があるから、大人のお友達は仮面ライダーの握手会に参加しないほうがいいぞ。
 
~終~