かるあ学習帳

この学習帳は永遠に未完成です

ブログマスコットキャラクター・はわわちゃん誕生っっっ!!

今回は前回の続きで、アニメ系ドールの世界を取材した結果を報告します。
生々しい話をすると、前回の記事は何となくモヤモヤした結果に終わりました。
アニメ系ドールはヲタクや女児にとって親しみが沸きやすそうな外見をしているので、皆さんの多くにも楽しんで貰えるかと思ったのですが……私が思ったよりアレがナニでしたね。
あと、私自身の性格や芸風がアニメ系ドールという趣味にイマイチ向いてない気がしてきて、この領域の話題は他の適任者さんに任せたほうがいいかもなーと思いました。
でも、今回は話の続きをやらせて下さいお願いします、笑
韓国のSADOL社製球体関節人形「Miyuki 31 Full Package」開封したので、開封した結果をレビュウさせて頂きまするー。
いつもに増してデカい写真を記事にたくさん貼り付けて申し訳ないです、、、

 

人形を組み立ててみよう

まずは人形の箱について書きます。

何も書かれていない真っ黒で小さな箱が送られて来ました。
ちなみに私は今回、DOLKという人形販売サイトからこの人形を発注しました。
DOLKでは他の店と比べて人形がえらく高値で売られていますが、その代わり(?)人形の保証書が付いてきます。
万が一人形が壊れた時のために、私はこの人形をDOLKで買うことにしたのです。
 
ちなみにこの「Miyuki 31 Full Package」は、韓国のLUTS社からも購入できるのですが、DOLKではなくLUTSで買ったほうが良かった……かもしれません。
LUTSではこの人形をDOLKよりもだいぶ安く買えますし、人形を入れるバッグや人形の手パーツがオマケで付いてくるらしいです。
しかし「ボックスではなく専用移動用バッグで発送いたします」って書いてあるのが地味に気になりますね……。
人形がバッグに入ってるぶんだけ、箱に入ってる場合よりも梱包がガバガバになってそうで不安です。
LUTSで買ったら保証書は付かないのかな?……そこら辺も気になりますねw。
 
で、箱の中身はこんな感じでした。

人形の頭髪・眼球・制服・頭部・靴・素体が別々に梱包されていました。
人形を組み立てるのは妙に簡単な所もあれば妙に手こずる所もあったり。
特に、スカートのボタンが狭めえ穴になかなか通らなくて、人形にスカートを穿かせるのにはけっこう時間が掛かりましたね。
そして一番ゲンナリしたのは、何と言っても人形の眼球ですよ。
 

うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(発狂)
何だこの眼球、サンプル画像の人形の眼球と全然違うやん!
しかもこの人形は顔の造形が明らかに萌え絵寄りに造られているのに、この眼球はリアル顔の人形向けの眼球だろ絶対www
試しにこの眼球を頭部にセットしたら物凄く不気味な顔になりました、あまりにも顔が不気味過ぎたので、写真の掲載は控えさせて頂きますw。
 
インターネットで海外産球体関節人形のセット内容を調べると、セットのアイはメーカーお任せとなるため写真と異なる場合があります」とかいう文言が書いてあることが多いです。
この表記を見て皆さんは、「まあ、写真とは異なる場合があるにしても、買った人形に合わない眼球はそうそう届かんやろ」と思われるかもしれませんね。
ですが私の場合、一体目の無為美ちゃんに付属した眼球は黒目の割合が多すぎましたし、今回の二体目の眼球も案の定大ハズレでした。
残念ですがこういう人形に付属する眼球は期待しないほうが良く、「セットのアイはテスト用の電池みたいなもの」ぐらいの認識で構えるべきかと……。
外国の業者さんは国民性の関係でこういう配慮がアレなのかもしれませんが、こういう問題はセンシティブなのでこの辺で!。
 

元々箱に入っていた眼球が最悪だったので、「G14CJ 04 PURPLE」という眼球を別売で購入しました。
さらに眼球を頭部にセットするためにはアイパテと呼ばれる粘土が必要ですので、アイパテも別途で用意しました。
人形の頭部のフタを開けて頭部の内側から眼球をセットし、粘土で接着するのですが、接着してる途中で人形の目線があっちにズレたりこっちにズレたりして大変だったわよw。
ついでに人形の頭部を素体に接続するために、「Sカン引き」も用意しておいたほうが良いと思う。
Sカン引きの代用に太いヒモが使えますが、私はSカン引き派です。
結局この人形を満足に組み立てるためには、元々のセットに加えて眼球・アイパテ・(任意で)Sカン引きが必要だってことになるね。
 

羽羽羽ちゃん誕生!

ほい、ちょっとした苦難の末に人形が完成しました。
人形の頭髪はピンク・制服はネイビー・靴は茶色・肌は肌色・表情はタレ眉でオーダーしました。

見た感じだと、私のカラーコーディネートには不自然な所が無かったようで一安心w。
肌の色がかなり白く見えますけど、これでホワイトスキンにしたらもっと白いのかな??。
少し生意気な言い草になりますが、思った以上に見た目がかわいいな」と思いました。
もっと表情が固い人形が届くことを覚悟していましたが、表情も雰囲気もかなりホッコリした人形です。
 
人形の顔の造形はこんな感じです。

この人形の顔は、見る角度によってだいぶ雰囲気や表情が変わるところが面白いですねえ。

正面から見ると起伏が少ない平面的な顔に見えるのですが、横顔を撮るとけっこう鼻がとんがっていることに気付きます。

この人形は微妙に前歯を出して笑っているので、下から撮ると『けいおん!』のキャラみたいな表情になります。
厳しいことを言うと、下から見た時の表情はあんまり好きじゃないな……(汗)
ともかく韓国の制作サイドが、日本の萌え絵の作画を入念に研究した上でこの人形の頭部を設計していることが、顔を色んな角度で撮影している内によく伝わってきました。
 

ちょっとした発見ですが、この人形の手の造形は右手と左手で違いました。
右手は小指だけが曲がっていて、左手は小指以外の指も曲がっているっていう。
何だろう、地味な所でも芸が細かい人形だねw。
 

この人形は30センチぐらいで丁度良いサイズ感があり、関節もよく可動するのでポーズを決めるのが楽しいです。
仮面ライダー装着変身シリーズやS.I.C.シリーズにハマっていた中学時代を思い出したわw。
撮る角度によって表情が豊かに変わるし、アクションフィギュアみたいな可動範囲があるので人形が生きている」感じがします。
この人形、SADOL社としてはかなりの主力商品のつもりだったのでは……?と、あらぬ推測をしてみたりw。
 
ちなみにこの人形はキャストドールなので、ソフビドールよりも色移りしにくいという長所もあります。
アニメ系ドールは日本のボークス社製「ドルフィードリームが有名ですが、ドルフィードリームは材質がソフビ製なので色移りしやすいのですよ。
しかもシミがソフビの内部に浸透するので、汚れが落ちにくいという欠点もあります。
しかしこの韓国製「Miyuki」はレジンキャスト製法だから、ソフビドールよりも色移りに強いですw。
 
では、この人形「Miyuki 31 Full Package」を開封した総評を書きます。
別売の眼球をセットしてみたら顔がサンプル画像と大体同じような雰囲気になったので、見たところサンプル詐欺に遭った気分には特にならなかった。
それどころか、見る角度によっては「この人形、実物はサンプル画像よりもかわいいな」と思うことがよくありました。
ただ、国内海外を問わず量産可能な市販アニメ系ドールは、クリエイターがヤフオクとかで売ってるカスタムヘッドと比べて、表情が固くなりがちだと正直思うなー。
また、人形自体の出来とは別に、人形を組み立てる際に不親切な要素が多かったので、心の狭い人は要注意ですぞ。
それにしてもこのフルセットはネットで全然評判になってない割には良く出来ているので、おすすめ度★★★★☆(100点満点中80点)以上は付けて然るべきだと思います。
 

最後に、この人形に羽羽羽(はわわ)ちゃんという名前を付けることにします。
羽のようにふわふわしたやわらかな女の子という意味で、羽羽羽ちゃんという名前にしました。
彼女には今後、ヲタクがよくやるカスタムキャストアバター代わりの仕事をして貰おうかなと思います(笑)。
……あ、羽羽羽ちゃんが下着を着ていないことについては触れない方向でお願いします。